Fedora Core4 にmod_fastcgi をインストール。

Fedora Core4 の環境にfastcgi をインストールしてみたところ、結構ハマってしまったのでメモ。

今回の教訓

1. mod_fastcgi がyum 経由でインストールされている場合は削除しておく（今回インストールするfcgi との相性が悪いかもしれないので)
2. mod_fastcgi のmake には、yum install httpd-devel が必須！
3. yum でインストールするhttpd とは別に、ソースコンパイルでのApache が他に入って"いない"ことを確認。(もし入っている場合は、mod_fastcgi インストール時にtop_dir を以下の手順とは違うように書き換える必要アリ)
4. 今回の手順では、以下のバージョンのApache に対してインストールした。

# httpd -v
Server version: Apache/2.0.54
Server built: Jul 26 2006 11:00:19

Apache のバージョンが2.2 系列だと、この手順でインストールできるかどうかはわからない。(パッチが必要？)

上の1.〜3.までが確認できている状態で、次の手順でインストールを行えばよい。

■httpd-devel のインストール

$ sudo yum install httpd-devel

■fcgi のインストール

$ wget http://www.fastcgi.com/dist/fcgi-2.4.0.tar.gz
$ tar xfz fcgi-2.4.0.tar.gz
$ cd fcgi-2.4.0
$ ./configure; make
$ su
# make install
# echo "/usr/local/lib" >> /etc/ld.so.conf
# su -
# ldconfig -v | grep "fcgi"
libfcgi.so.0 -> libfcgi.so.0.0.0
libfcgi++.so.0 -> libfcgi++.so.0.0.0 < このように見えていればOK

■mod_fastcgi のインストール

$ wget http://www.fastcgi.com/dist/mod_fastcgi-2.4.6.tar.gz
$ tar xfz mod_fastcgi-2.4.6.tar.gz
$ cd mod_fastcgi-2.4.6
$ cp Makefile.AP2 Makefile

※ここで、Makefile のtop_dir の行を次のように書き換える
top_dir = /usr/local/apache2
↓
top_dir = /etc/httpd

$ make
$ sudo make install

■動作確認
あとは、/etc/httpd/conf/httpd.conf のどこかに

LoadModule fastcgi_module modules/mod_fastcgi.so

FastCgiIpcDir /var/www/fastcgi

のような行を追加して、

# service httpd restart

で無事起動できればOK.

分かれば簡単だが、ここまででだいぶ体力を使ってしまった...ということで、ひとまず終了〜。
これ以上の詳しいfastcgi の設定については他をご参照下さいませ。